ウィスク・イー
メール
トップページ



ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ
アラン・ジャパン
プレミアム・モルト・セレクション
フロム・ザ・オーク

Vol.072 18/March/2004

.
. . . . . . . .
春はウィスキーイベントが世界中で目白押し!

 2004年第2号のウィスク・イー ・メールをお届けします。やや静かな年明けでしたが、これから先は、注目のウイスキーイベントが続々海外 で予定されており、いよいよウイスキー業界は活気づき始めています。毎年恒例のウ イスキーマガジン・ライヴ・イン・ロンドンの第4回目が3月5日、6日に開催されまし た。チケットは昨年をはるかに越える売れ行きで、さらにパワーアップし規模が大き く、中身の濃いイベントに進化しているようです。マスタークラスでは、スプリングバンクのフランク・マクハーディーによる、新し く再開されたグレンガイル蒸留所についてのクラス、アードベッグとグレンモーレン ジについてのビル・ラムズデン博士によるクラス、そして、シーバス社マスターブレ ンダーのコリン・スコットが「スペイサイドの宝石」について語るクラスなどが開催 されました。
 3月下旬には、「ウイスキー・オブ・ザ・ワールド・エキスポ2004」がサンフラン シスコで、また、4月初めにはシカゴで「ウイスキーフェスト」が開かれます。4月下 旬にかけては、リムブルク・ウイスキー・フェスティバルがドイツで開催され、また、 スペイサイド・フェスティバルも開かれます。両方とも、今やウイスキー関連のイベ ントとして定着した感があります。そして、不動の人気を誇るアイラ・ウイスキー・ フェスティバルが5月29日から始まります。ここ数年、ウイスキー関連のイベントが 急激に増えてきましたが、これは世界中でウイスキー、特にシングルモルトへの関心 が高まりつつあることを反映しています。かつて、一部の愛好家のひそやかな楽しみ であったウイスキーは、今や誰もが楽しめるアルコール飲料の主流となりました。こ の傾向が今後も長く続くことを祈ります。
インデックス
.
.
ウイスキーマガジン・ライヴ!・イン・ジャパン
2004
「アラン島からの手紙」 #4 and #5
アイラフェスティバルに向けて、新蒸留所が開設
予定
リンドーズ・アビー30年 新発売
ウイスキー・ゴシップ&ニ ュース

「アラン島からの手紙」 #4 and #5
.
 アラン島のバット・ロッジには、元銀座のバーテンダーであっ た元木陽一ファミリーが、去年の4月から管理人として住み込んでおります。その元 木より4通目、そして5通目の「アラン島からの手紙」が届きました。アラン島の新し い住まいでの一家の体験が詳細につづられています。

「アラン島からの手紙」は、こちらの ウェブページでご覧ください。

アイラフェスティバルに向けて、新蒸留所が開設予定
.
 スコットランドのマスコミは、長い沈黙を破って、ここ数週間 というもの、オープン間近のアイラ島のキルコーマン蒸留所に関する報道に熱をあげ ています。アイラ島では1883年以来初の新設蒸留所となるキルコーマン蒸留所では、 年間のアルコール生産量はたったの90,000リットルを予定しており、スコットランド 最小の蒸留所の1つとなります。蒸留所の経営は、アーギルの実業家アンソニー・ウィ ルス氏とアイラ島で農業を営むマーク・フレンチ氏が共同で行い、個人投資家と企業 からの寄付金により、財政基盤を確保しました。今年5月に開かれる毎年恒例のアイ ラ・フェスティバルに合わせて、オープンする予定です。蒸留所では、アイラ島西岸 のロックサイド農場でフレンチ氏が栽培し、発芽させた大麦を使う予定です。フレン チ氏はアイラ島で28年間農業に従事しています。最終的には、蒸留所構内にカフェと ショップ、ビジターセンターが併設されることになっています。詳細について は同蒸留所のサイト をご覧ください。

リンドーズ・アビ−30年 新発売
.
 ファイフに古くからあるリンドーズ・アビー(僧院)は「スコッ チウイスキー誕生の地」として広く知られています。この僧院の修道士であったジョ ン・コーが、1494年に、王からアクアヴィテの製造用に賜った8ボルの麦芽を謹んで 受け取ったという、スコッチウイスキーに関する最古の記述が なされたのがこの場 所です。
 1191年に設立されたこの僧院は荒廃が進んでおり、このボトリングの売り上げの一 部は、僧院をかつての姿によみがえらせるための改修工事に使われます。この僧院は、 ウイスキー業界にとって、非常に大きな意味を持っています。マイケル・ジャクソン は最近の著書「スコットランドとそのウイスキー」の中で、ウイスキー愛好家にとっ ては、巡礼者が訪れる「聖地」に匹敵すると述べています。
 このボトリングは、スコットランドの主要な地域全てから30年以上熟成させたシン グルモルトを集めて、ヴァッティングさせた他に例のないウイスキーです。 1960年 代に製造されたマッカラン、グレンリベット、ハイランドパークおよびスプリングバ ンクを、ダンカン・テイラー社のオーナーであるユアン・シャン氏が厳選し、ヴァッ ティングしました。
 500本限りの限定生産で、瀟洒な木箱に入ったボトルそれぞれに番号がついており、 本物であるとの証明書もついています。ヴァッティングは樽出しそのままで行われて いますが、度数は約40%です。
日本ではウィスク・イーを通じてのみ、お買い求めいただけます。 価格は32,000円(税込)です。 詳細は、こちら までお問い合わせください。

ウイスキーマガジン・ライヴ !
イン・ジャパン 2004
.
.

ウイスキーマガジン・ライヴ!
は今年5回目を迎 えます。5回目という節目を記念し、さらにイベントの規模を拡大すべく、今年は会 場を東京ビッグサイトに移し、開催日は今のところ10月24日(日)を予定しております。 英国のウイスキーマガジンのスタッフは既に、著名なライター、ブレンダー、 蒸留所長へ参加を打診し始めています。 なお、パネラーのスケジュールによって開催日が変更になる可能性もありますので 、ご承知おきください。

.
第5回目となるライヴ!の最新情報は、当社のウェブサイト
で順次発 表いたしますので、お見逃しなく。
.
ウィスキー・
ゴシップ&ニュース
.
1. ウイスキー ・フライト?
 スコットランドの航空会社であるクラスエアー社は、アイーシャーのプレストウィッ ク空港とアイラ島を結ぶフライトを毎日2便新設する予定です。同社はまた、キャン ベルタウン行きの便を毎日1便設定しようと検討に入っています。もうすぐ、スプリ ングバンクとアイラのウイスキーがさらに近い関係になるようです。詳細は、クラスエアー社のサイトでご確認くださ い。
2. 偽造ウイスキー検知機
 ディアジオ社が、偽造ウイスキーを「嗅ぎつける」ことができる機械を開発しまし た。偽造ウイスキーによる損害は、世界中で毎年6億から8億ポンドに上っているため、 この「真贋判定機」が問題解決の助けになることが期待されています。パブやバーで、 ウイスキーのサンプルをこの機械で調べると、紫外線によって、それぞれのブランド に固有のサイン(訳注:分子が持っている指紋のようなもの)を数秒の内に確認する ことができるとのことです。
3. ノース・ブリティッシュ蒸留所、移転か?
 都市部における不動産価格や操業コストの上昇に伴い、スコティッシュ・アンド・ ニューカッスル社が、最近、エジンバラの醸造所を閉鎖しました。ディアジオ社とエ ドリントン・グループの共同所有となっているノース・ブリティッシュ蒸留所のマネー ジング・ディレクターも、将来は移転を迫られるだろうとの懸念を示しました。ノー ス・ブリティッシュ蒸留所のグレーン・ウイスキーは、ジョニー・ウォーカー、フェ イマス・グラウス、ベルズなど、有名ウイスキーのブレンドに用いられています。

※当欄ではニュースとうわさ話とを取り混ぜてお伝え致 しており ます。ですので全ての情報がが100%真実であるとは、保証致しかねます。 その点は、あらかじめご承知置きくださいませ。

クイック・リンク

.
.  
後書き ..
.
 前号で、今年はどんなヴァッテド・モルトが・・・?なんて話をしたとたん スゴいのが出ましたね。今回ご紹介したリンドーズ・アビーのユニークな点は、 ロイヤリティの一部がこの僧院の改修工事にあてられ、それぞれのボトルには 僧院の維持と保護に寄与したことへの証明書が添えられていることです。間接的 とは言え、スコッチ・ウィスキーの歴史に触れられるなんて、ちょっと ロマンがかきたてられますよね。
 今回のウィスク・イー・メールはいかがでしたか? 皆様のご意見・ご感想を、 お聞かせ願えたら幸いです。
.
ご購読の登録、解除は
http://www.whisk-e.co.jp/whiskemail.htm
タイトル: ウィスク・イー・メール
発行者: 株式会社ウィスク・イー
担当:
 粕久 紫絵里
eメール:
 enquiries@whisk-e.co.jp
ウェブサイト: http://www.whisk-e.co.jp/
ご意見・ご感想: 03-5772-2672
Whisk-e Limited All Rights Reserved.
.

ウィスク・イー・メールに関するご意見・ご質問は、enquiries@whisk-e.co.jpまでお願いします。

© 2001-2004 WHISK-e Limited All Rights Reserved