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ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ
アラン・ジャパン
プレミアム・モルト・セレクション
フロム・ザ・オーク

Vol.064 20/Feb./2003

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アラン島からの手紙

 スコットランドはこ こ数年で最悪の天候です。強風が吹き荒れ、ほぼ全域で大雪が降っています。道路の 多く、特にハイランド地方の辺境にある道路は何日も閉鎖されており、比較的大きな 町や市でも、子供も大人も臨時休校や臨時休業のため、思いがけない休暇を楽しんで います。幸いにもアラン島は、カリブ海を流れる暖かなメキシコ湾流系に位置してい るため、海面と標高の変わらないロホランザにも雪は降りましたが、すぐに溶けてし まい、今ではゴートフェル山などの山々の頂が青空を背に白く輝いているだけです。
 アラン蒸留所は現在メンテナンスのため閉鎖中ですが、3月半ばには再開の予定で す。4月の復活祭の休暇が近づくにつれ、多くの見学者が訪れることでしょう。ゴー ドン・ミッチェル蒸留所長以下、蒸留所の職員は、蒸留所が最高の状態で春を迎えら れるようにするため、この閉鎖期間を利用して、営々と作業を続けています。スチル を磨き上げ、ペンキを塗り替え、発芽大麦とイーストの発注も済ませています。

 オフシーズンの仕事にはもう1つ、倉庫の在庫チェッ クがあります。アラン蒸留所では、今でも、カスクの貯蔵は伝統的な方法で行われて おり、木製のレールを砂の床に敷いた上に4つか5つのカスクを重ねて置いています。 カスクは1つずつ手で動かさねばなりません。自動ラック倉庫やバーコードなどはあ りません。一番下にあるカスク1つを取り出すのに、時には2時間以上かかることもあ ります。

 ミッチェル所長とアラン蒸留所のマスターブレンダー は、このところ一週間ほどかけて、シングルカスクとしてボトリングするに値する特 別なカスクと2種類の斬新なウッド・フィニッシュの選定を行っています。私はその うちの2,3のカスクを試飲する機会に恵まれましたが、アランモルトも8年目となり、 素晴らしい複雑さと深みが出てきたように思います。特徴的な草とモルトの香りに心 躍るような甘さが合わさり、それがそのまま最後まで続きます。ビジターセンターで は、この春のシーズンに、まさに「フロム・ザ・カスク(樽出し)」のボトルの販売 を計画しています。

インデックス
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ウィスキーマガジン・ライヴ!2003 in ロンドン
スプリングバンクのニュー・ ボトリングス
スコットランド・フェアが 平塚市で開催
ウイスキー・ゴシップ&ニ ュース

スプリングバンクのニュー・ボトリングス
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 対岸にあるキャンベルタウンのスプリングバンク蒸留所でも、フラ ンク・マクハーディー所長以下の職員が、この先予定される特別ボトリングの発売に 向けて、準備に大忙しです。これから5月にかけて、次のようなボトリングの発売が 予定されています。

★「ウッド・エクスプレッションズ」ポートウッド13年もの。これは、ポートワイン の入っていたパイプの中で4年間熟成させたもので、色は「ほとんど郵便ポストのよ うな鮮紅色」と形容されています。
★スプリングバンク蒸留所175周年記念の特別ボトリング。これは、1989年のスプリ ングバンクからのもので、15年ものよりも色が薄く、シェリー香が少ないが、10年も のよりは複雑な味わいを持っていると言われています。今では標準となった感のある ずんぐりしたボトルに白黒のラベルがつく予定です。
★4月には、フランク・マクハーディーのウィスキー業界人生40年を記念して、スプ リングバンク25年の特別限定ボトルが発売される予定です。ラベルにはフランクの働 いている姿とプライベートの姿が印刷されることになっています。
★5月には、スプリングバンク15年とロングロー10年の今年度分のボトリングが行わ れる予定です。

 今年の後半には、別な「ウッド・エクスプレッションズ」のボトリングも予定され ています。こちらは、新しいバーボンカスクに入ったものです。



スコットランド・フェアが平塚市で開催
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 3/10から14まで平塚市のホテルサンライフガーデンで行われる 「スコットランド・フェア」をご案内します。スコットランドはノースエアー州のサ ム・テイラー州知事来日記念で行われるこのイベントは、スコッチウィスキーを始め 英国式庭園、ゴルフ、サッカー、料理など英国文化の紹介や展示、販売等々、盛り沢 山の内容です。また土屋 守 氏の講演も行われます。ノースエアシャーから移築した チャペルも必見です。 詳しい内容はこちら で。

 ウィスキーマガジン・ライヴ !
2003 in ロンドン
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3月7日、8日に、ウィスキーマガジン毎年恒例の第3回 ウィスキー マガジン・ライヴ!がロンドンで開かれます。会場は昨年と同じく、ヴィクトリア駅 近くの王立園芸ホールです。東京のライヴ!と同様、ロンドンのライヴ!でもマスター クラスが行われ、テイスティングルームでは、多数のメーカーが自慢のウィスキーを 披露します。今年のマスタークラスの目玉は、ラフロイグの新しい蒸留所長とマッカ ランの高級品とレア物のシリーズについてのボブ・ダルガルノによるセミナーでしょ う。

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イベントの詳細とチケットの予約方法については、こちらをご覧下さい。
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ウイスキー・
ゴシップ&ニュース
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1. BBC の最近の報道によれば、2人の男性が、イングランドの田園地帯で、ウィスキーの密 造を行っていたとの疑いで税務当局の取り調べを受けたそうです。瓶詰設備もあり、 一週間に数千リットルの蒸留酒を生産する設備能力があったとのことです。スコット ランドでは珍しくない話かもしれませんが、イングランドとは・・・!
2. 昨年のスコッチウィスキーの輸出量は過去最大でしたが、 何もかもがいつでも順調なわけではありません。最近の例を2つ挙げましょう。

 キューバとの貿易制限が理由で、グレンフィディック・ハバナ・リザーブがアメリ カで発売禁止になりました。キューバ産ラムの樽で熟成したというだけで、アメリカ には持ち込み禁止となるのです。カナダからは熱烈な引き合いがあるのですが。

 台湾の国会議員達が、ジョニーウォーカー・ウィスキーを12ヶ月間国内販売禁止と するよう、政府に働きかけています。イギリスでの広告キャンペーンが台湾と台湾製 品を侮辱しているためというのが彼らの主張です。問題の広告は12月にロンドンの地 下鉄に掲載されていました。 ディアジオ社は既にこの広告について謝罪し、同じ場 所に今度は台湾のハイテク産業を賞賛する新しい広告を載せることを提案しています。

※当欄ではニュースとうわさ話とを取り混ぜてお伝え致 しております。ですので全ての情報がが100%真実で あるとは、保証致しかねます。その点は、あらかじめご承知置きくださいませ。

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後書き ..
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 今年もインフ ルエンザが猛威を振るいましたね。皆さんは、ちゃんと予防されてました? うがい をするのが最も効果的なんだそうですが、イソジンの代わりに アイラ・ウイスキーじゃあダメなのかしら・・・?
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タイトル: ウィスク・イー・メール
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